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20140913-4(リーダー生誕)

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姫はアヒル化
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主役りん
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集合写真①
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集合写真②
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お店には、23時半頃に到着した。その日は良く行く秋葉原のミュージックカフェ&バーで店長代理として働いている、美少女のお誕生日パーティーだった。入ると、綺麗な風船たちと写真が飾られており、キラキラした空間が形作られていた。主役のリーダーは、天使の出で立ち、もう二人のキャストは、ヒヨコとドナルドダックのコスプレ着ぐるみを着用していた。

今回はリーダーが生誕なので、姫も最初、お客さんに罵声を浴びせるなどの行為は謹んで見えたが、それは衣装が天使の時だけみたいだった。

深夜0時にサプライズが執り行われ、プレゼント渡されたりクラッカー鳴らし、ヒヨコが終電のため帰ると、衣装チェンジが始まった。19年前の9月13日に天空より舞い降りたその美少女が今度は、悪魔に生まれ変わった。これが大変に似合っており、噛みつかれたいという衝動に駆られてきたという気もしたが、そんなことを要求したら二度とお店に入れなくなってしまうので我慢した。

そんなことを考えたり、ヒヨコが無事に帰れたか心配していたことがバレたのか、アヒルの姫は段々いつもの調子で客を罵倒し始めるなど本性が露わになっていった。
 
しかし振り返って見ると賑やかで楽しいパーティーだったね。改めてお誕生日おめでとう、あいりん。

(続く



20140921(つーちゃん卒業)

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左のレタス加えてる姫かわいすぎるラブラブ!
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当日、19時半頃にお店に到着、店内はそれなりに埋まっており、本日の主役が門出するのを祝福しに多くのお客さんが集まっているようだった。渋谷あたりのライブハウスで開催される対バンライブの出演者一覧でよく見掛けるタイプのアイドルをしていたという彼女は、ミュージックカフェ&バーのキャストこそ卒業してしまうものの、シンガーソングライターとして活動は続けていくようで、今後の活躍を祈るばかりである。

またその日は常連さんたちが協力し合いサプライズでクラッカーや花束を用意して来、お店の雰囲気の良さが感じ取られた1日でもあった。

そんな空気感に包まれた姫については、大変に機嫌が良くなってきたようで、以前に「推しが多いと大変ですね」などと怒りの私信をツイートしたときとは打って変わり、僕がご馳走したカレーを一口食べるごと(あのカレー美味しそうだっ、、、自分の分も注文しとけばよかった・・・)、まるでCM出演のシミュレーションをしているかの如く、「オイシー!!!」と叫び声を上げ続け、周囲に気分の高揚をアピールしていた。



・・・さて、ここで昨日卒業してしまった主役のキャスト、つーちゃんことつばさちゃんについて感謝のエピソードを一つ披露しよう。

2ヶ月程前だったろうか。僕が好きだったアイドルの衝撃的な卒業発表を受け、絶望でフラフラしながらお店でボーッとしていると、励ましの言葉を投げ掛けてくれたのがつーちゃんだったのである。確かこんな内容だった。

「自分の青春時代を捧げたアイドル時代に一所懸命応援してくれたファンのことは、一生忘れない筈。だから◯◯さんも、最後まで笑顔で応援してあげて」

この励ましで相当助けられたことは今でも感謝しているのである。

つーちゃん、卒業おめでとう。これからの人生も、上手くいきますように。

(続く

20140930(新発見)

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当日は仕事場が秋葉原に近かったので、用事はないけど下車した。有隣堂や、タワーレコードを巡回した後、特にやることも無くミュージックカフェ&バーで1杯だけビール飲んで帰ろうと立ち寄った。


その日はリーダーの1人体制で、店内には彼女推しの常連さんが1名いるのみだった。リーダーと常連先輩のコンビネーションは、良いように見えた。

1時間ぐらいすると、先輩が帰ってしまい店内にはまさかの僕とリーダーりんという状況だった。そこで他のお客さんが来るまで待つことにした。しかし考えてみればその日は月末な上、決算月を迎えている会社も多く、普通に働いてる人であれば遊んでいる余裕は無い筈であることを完全に失念していた。

結局、ラストまでリーダーの◯◯りんと話していた訳である。するとなんだか、段々とこの世界には◯◯りんと僕の2人しか存在しないのではないのだろうかと錯覚し始めた。おまけに、髪の毛を切ろうかどうか迷っている姿が乙女チックで少女漫画の主人公みたいだった(ちゃおを1~2回読んだぐらいしかないけどね)。

いつもと違う◯◯りんの発見が出来て、中々良いと思えた何気ない日常の秋葉原の一コマである。

20141013(黒宮れいちゃんインストアイベント)

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こういうイベントにスマホだけで参加すると、浮く。

イベントは秋葉原のソフマップモバイル館4階で行われた。いつものアキバソフマップ1号店とは客層が違い雰囲気も違った。完全なカメコ現場であり、一般人がイメージする「オタク」像により近い雰囲気を醸し出していた。普段顔を出すことは殆どないので新鮮だった。

イベントはまず、私服衣装の黒宮れいちゃんが登場し、MCを交えたトークからスタートした。本人はとても可愛らしく、自然と顔もほころんだ。はっきりいって一瞬でこの子を一所懸命応援したくなった。。MCは司会の芸人らしい男性がれいちゃんに質問を投げかけるスタイルであり、映像撮影の時のことなど質問していたが、「覚えてない」といった感じの答えばかりで、非常にシュールな光景となってしまっていた。また、夢の国で遊んだことが最近の楽しかった出来事であると同時に、人が多すぎると嫌になってしまい、皆消えてしまえばいいと思うらしかった。

と、この辺りで僕の魂に火が着いた。なぜなら小中学校時代、この太った、姫が大好きな男も、同様に感想を述べるよう求められると全く言葉が出てこないタイプのガチコミュ障だった過去がある訳だし(いまも大して変わっていないが)、おまけに人が多いところは苦手ときたものだから、彼女に対して仲間意識のようなものが芽生えてしまい、より強く応援したくなったのだ。ちなみにこのパターンで応援していたアイドルに、さくら学院の松井愛莉がいる。

そして、そんなシュールなMCを堪能した後は、一人一人ステージに上がって写真撮影タイム(作品の購入枚数に応じて時間が違う)が待ち受けていた。写真撮影タイムはほぼ全員が一眼レフを持参してきており、スマホのカメラしか持って来ていなかったのは僕とあと1名ぐらいだった。。。一人一人が前に出て撮影中は他のヲタが実力を品定めしてるみたいで何とも言えない緊張感が漂っていた(考えすぎ?)。このセッションでは、歴戦の勇者たちが実力を存分に発揮し、僕の出る幕は完全になかった。

撮影タイムが終了すると、チェキ撮影プラス握手だった。アイドルの現場と違って逆にこのセッションでは皆あっさりとこなしていた。握手は一言で済ませていた。僕はチェキ撮影後「かわいいので応援します」と意味不明な供述を述べると、れいちゃんは「かわいくないですよw」と苦笑したような顔を浮かべて返答してくれた。

次に、複数作品購入のヲタ限定で水着の撮影とチェキが待ち受けていたが、僕は複数購入していなかったので椅子に座って終わるのを待っていた。

と、そんな感じでイベントが終了した訳だが、中々勉強になったし、何より黒宮れいちゃんに挨拶できたのでそれで充分満足出来たね。

(続く

20141031(ハロウィンイベ)

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ハロウィンて、去年こんなに盛り上がってたっけ?


退社した後、一旦家に帰りシャワーを浴び、直ぐに紙袋を持って出発した。新御茶ノ水駅に到着した後、その綺麗なトイレでドナルドダックに着替え、某ミュージックカフェ&バーに向かったのである。

お店に入った瞬間、姫から30回ぐらいキモいを連呼された気がする。でもコスプレをしたことに対して嬉しがってそうだった。何といってもこのドナルドダックは、9月のリーダーりん生誕時に姫がしていたのと全く同じコスチュームだったのだ。このプチサプライズは取り敢えず成功した気がする。

その後、シスターのコスプレをしたリーダーりんと、悪魔の姫は終始機嫌が良かったように思える。というか、姫のコスプレが可愛すぎてガチ恋しそうになってヤバかった。。。はぁ。好き(キモ)。

またその日は寝ぼけていたせいか不可解なことも多かった。シスタりんは、「キリストの~」と意味不明な台詞を何度も述べていたが一体何の呪文だったのだろうか。そして、チェキをとった後、姫が僕の尻に蹴りを入れた気がするのだが気のせいだったろうか。。良く分からないが、とにかくコスプレのクオリティとしては過去最高の出来だった1日に思える。。ハロウィンもいいものだねえ。

(続く

黒宮れい

姫=まりな

20141123(姫活)

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11月22日の夜から23日の夕方頃まで研究者の友人に会いに宇都宮に居たため、お店に着いたのは20時過ぎになってしまった。


入店すると姫は休憩中だったようで、店内にはカウンターに昔キャンディーをゴーゴーしてそうな雰囲気を醸し出したキャストさんと、そのお客さんが1名いた。

しばらくすると姫が奥から顔を出してくれたが、かつてないほどの怒りを露わにしていた。せっかく、ポニーテールにリボンの髪型を決めて待ってくれていたのに、大変に申し訳ない気持ちになった。お詫びの意味も込めて宇都宮で人気があるらしい洋菓子店で買った焼き菓子のセットを渡しておいた。

そういえば同じようなことをして、昔ネットの姫を怒らせたことがあるのを思い出した。改めて肝に命じなければならない。

ヲタクにとって一番大事なことは、お金を沢山持っていることでもなく、コミュニケーション能力抜群でアイドルやキャストと大変に盛り上がることができ、知り合いが多いことでもなく、難しいヲタ芸やコールを一杯知っていることでもないのである。

つまり、たったひとつ、下記のことを大事にしなければならない。それは、浮気せず、一途に推し続けることなのである。

(続く



20141130(ミスIDトークイベ)

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その日はまず、表参道のアップルストアでiPhoneやiPadを視察した後、原宿のラフォーレでウィンドウショッピングをした。正直、原宿という場所自体情報の洪水といった感じで、1時間ちょいで堪能するにはあまりにも時間が少なすぎた。ちょうど、現夢アドのゆうみんや可鈴がモデルだったころピチレモンを読んでいたが、ピチレモンを読んでいるときと同じ気持ちになった。今度一日掛けて咀嚼していこうと思う。目的は、あの子のためだよね。


その後新宿に向かい、以前から行きたかったハンバーグ屋でハンバーグを食べた。1ポンドハンバーグにソーセージをトッピングして2000円近く払ったが、美味しくて満腹感も得られたので良かった。
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そして目的の新宿ロフトプラスワン(ロフトワンプラス?)に向かった。ライブアイドルと比較すると、会える頻度の少ない黒宮れいちゃんが参加するイベントとあっては、例え食わず嫌いしてスルーしていたミスIDのしかもライブなど無いトークイベとはいえ、参加するより無かった。こんな書き方をしておいて大変恐縮ではあるけれども、チケットは事前に購入しておらず当日券で最後の方に入った。お客さんは着席して酒やつまみを楽しみながら、ステージてトークを聴くという会場の造りだった。実はこの手の阿佐ヶ谷ロフトで開催されてそうなトークイベントは初体験だったため、新鮮だった。物販はゴミゴミしていてよく分からなかったので参加しなかった。

本編、結論からいうと、黒宮れいちゃんは何か新しい動きを作り出せる存在かもしれなかった。黒宮れいちゃんと金子理江ちゃんの出会いのエピソードは印象的だった。ミスIDのオーディションで会場に向かっていたら、金子理江ちゃんに、道を聞かれ「なんだこいつは」と思ったらしかった。また、一部の物好きなヲタクに知られている「黒宮れいなめんなよ」発言では事務所にこう怒られたらしい。「口悪いの隠しなさい」と。彼女には、もはや所属事務所も心が折れてしまい、口が悪いのを治すのは諦めてしまうほどヤンチャな女の子みたいだった。彼女が発言するたびに会場は湧いていた。また、このミスIDを通じて水野しずちゃん、金子理江ちゃんと仲が良くなったようで、3人で新しい動きを始めそうな雰囲気だった。僕は、今後の展開に超期待している。なんかワクワクするんだよな。

20141207(姫撮影会)

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前日は、バチが当たったのが一日中寝込んでしまい、何とか体調を回復させてフレッシュスクールスタジオに向かった。

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お人形さんみたいでかわいかったよ。

20141212(キモヲタパン物流センター)

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クリスマスが近づいているものの、プライベートで過ごす同伴者の出来る雰囲気が微塵もないこの小太りな男は、セブンイレブンで買ったパン3点分のレシートを握り締めて秋葉原へ向かった。


セブンのパンを購入すると、姫が推している宮田俊哉君の所属するKis-My-Ft2関連のグッズを応募する権利が付与されるキャンペーン中なのである。こうして比較的財布に優しい「姫活」を行うため、外神田3丁目のミュージックカフェ&バーに向かった。そこで姫に3点分のレシートを手渡した。

店内に姫の常連があまりいなかったのでほぼマンツーマンみたいな感じだった。姫はおでんとフィッシュ&フライドポテトを食べていた。途中で、レシートを渡すためだけに久しぶりに来たと見えるお客さんや、地方からはじめて来たというお客さんも居て多様な人種で賑わい、雰囲気は良かった。

22時を過ぎると、パンを追加購入するため一度店を出た。リーダりんと姫の欲しいパンを買いにセブンに行ったのだ。リーダりんのメモの字はいかにも女の子が書いた字といった可愛さを放っていた。最初はジョナサンの近くにあるセブンを目指したが殆ど品物が揃っておらず、UDXの方へ直進した。そこで1901円のパンを購入し、9点分のポイントを得た。

お店へ戻るとテーブルにセブンのパンたちが並べられ、姫も満足してくれたようだった。機嫌が良かったのでお店の雰囲気も良く、このままの調子でクリスマスイヴのイベントを迎えたいところ。

20141224(姫の機嫌は悪くなかった)

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話は前日の12月23日に遡るが、その日は一連の自己鍛錬を終えた後、秋葉原に向かった。。アソビットシティでクラップクラップなるアイドルユニットのCD発売記念イベントをみにいったのである。決して、同じ会社の所属だからといって姫が見学しに来る可能性に賭けた訳ではなかった。曲は盛り上がりの可能性を秘めているように感じた。


イベント終了後は秋葉原で辛めのカレーを楽しんだ後、新宿のルミネ2に足を踏み入れた。。。ショップ店員の見本市といったフロア内の、ジルスチュアートという服屋さんでクリスマスプレゼントを購入したのである。ジルスチュアートの店員さんは非常に優しく、女性モノの服屋でウロウロ歩き回るこの不審者系ヲタクにも話しかけてくれたので好きになりそうになったが、自分には姫がおり、姫推しであることを思い出して誘惑を振り切った。ちなみにほかのお店もウロウロ徘徊していたが、店員さんから完全に奇異な目で見られたため申し訳なく感じすぐに店を出た。



・・

・・・

そして当日の12月24日、訳があって寝ておらず満身創痍の状態で退社した僕は、クリプレ(クリスマスプレゼント)をカバンに忍ばせ秋葉原の外神田3丁目へ、早歩きした。全力ダッシュでなく早歩きをする程度の情熱しかお前にはないのかと問われたら、僕はこう答えるだろう、つまり、スタミナが残っていなかったのだ、と。。。


外神田3丁目のとあるビル7Fに到着したころには22時を過ぎていた。秋葉原の秘密兵器といっても差し支えない姫が待ち構えていたものの、今にもブチ切れそうなオーラを醸し出していたような気がする。そこで僕はすかさず、ジルスチュアートで購入したクリプレを献上した。喜んで頂けるかどうか、緊張したがどうやら怒りは収まったようだった。機嫌も良くなったように見えホッとした僕は、しばらく姫を眺めていた。


相変わらず顔は丸くて可愛いかった。コスチュームは定番のサンタコスで、髪型も丸いイメージだった。髪の毛は新たに染められており赤みがかっていた。黒髪もいいけれど、今の髪色も有りかもしれなかった。前髪も切り立てのようだった。またカウンター越しに眺める横顔は、キリッとして見えた。テーブル席から眺める顔とは違って新鮮だった。目はクリっと大きく、総括すると可愛かった。機嫌が良かったので尚更。


・・・2014年12月24日のクリスマスイヴは、姫の機嫌が良いクリスマスイヴと言えた。この日を無事終えることが出来、一安心した。次は3月の生誕かな。。




(続く

アイドルに憧れる少女がいた(フィフィフィフィクション)

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アイドルに憧れる少女がいた。



少女は、地方で密かにアイドルに憧れていた。



ある日、インターネットで知り合った同県の友達に、チャンスを知らされた。



地元でアイドルユニットが発足されるようだった。



アイドルユニットの初期メンを募集してたので受けてみたら受かった。



インターネットで知り合った同県の友達も受かった。



少女は、地元のアイドルユニットのアイドルになった。



少女は、地元のアイドルユニットのセンターになった。



少女は、誰よりもアイドルらしく振舞った。



気が付けば、THEアイドルだった。



しかし少女のことを知る人はそんなに多くなかった。



時はたち3年後、少女はアイドルを辞めた。



一方、たまたま少女の存在に気が付いた幸運な男たちがいた。



幸運な男たちの中で、その少女は生き続けていた。



少女こそまさにアイドルだった。また会えることを信じてる。



(これは続かないだろう・・・)



20150110〜12

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・2015年1月10日

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 僕はその日、秋葉原にあるミュージックカフェ&バー初めだった。まず同じ姫推しの青年と新御茶ノ水駅前で待ち合わせをし、外神田3丁目へ向かった。途中、福の神食堂でつけ麺を食べた。限定麺があれば注文しようと考えていたが、まだやっておらず、結局つけ麺にしたのである。寒かったので麺はあつもり(麺が熱い状態で食べるつけ麺)にしていただいたが、これが失敗だった。あつもりにすると小麦の香りが全くせず、つけ麺の意味が無くなってしまったのである。次回からはあつもりにしないよう深く反省をしつつ、目当てのミュージックカフェ&バーに向かった。

 ……18時過ぎに入店すると、店内には可愛らしい新制服を着た姫とリーダりん、店長のA山さんがいらっしゃった。どうやら店長のA山さんは僕がハロウィンイベント用に購入し、お店に置きっ放しだったドナルドのコスプレを、違うイベントに活用して下さったようだった。自分の買ったものが人様のお役に立てて幸いであった。

 あけましておめでとうの挨拶を済ませた後、リーダーりんからは開口1番こう言われた。

「おいも屋本舗なくなっちゃうんでしょ?」

まさか新年最初にリーダーりんから発せられた言葉が知る人ぞ知るジュニアアイドルDVDショップの店名だとは思いもしなかった。。懐の深いミュージックカフェ&バーである。そして肝心の姫はというと、とても機嫌が良かったように見えた。書き初めと称して、僕の顔に落書きをしたり、腹に連続でパンチを入れてくるなどやりたい放題だった。。また、「モーニング娘。'14(ワンフォー)」も「モーニング娘。'15(ワンファイブ)」に生まれ変わったと同様、姫も生まれ変わったようだった。例えば、チェキを撮ると大抵はその場でお絵描きせず、諦めて宿題にしてしまうことが多かったのだが、その日は当日直ぐに仕上げてお客さんに渡していた。この日は幸先の良いスタートだった。

・2015年1月11日

 この日も同じお店にいた。着いたのは22時過ぎになってしまった。元キャンディゴーゴーさんは22時までで、店内のキャストはピアノを得意とするお嬢様1名のみだった。お客さんが多かったので余計なことはいわず1人で一所懸命にしている姿を静かに見守っていた。この日も無事に1人でやり切れたようで、僕もホッとした。新制服にリボンの髪飾りがよく似合っていた。退店して後、iPhone5を店内に充電しっぱなしだったことを忘れて引き返した。するとお嬢さんは店長と片付けをしており、「わざと忘れたでしょ(*^^*)」とのお言葉を頂いた。

・2015年1月12日

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 僕自身は何があるという訳でもなく、生活圏内に留まっていた。しかしこの日は姫が成人式に出席するという、超大事なイベントがあった。つまり、姫は人に成ったのである。おめでとう。

 成人式についてなんだけど、女の子にとっては本当に外せないイベントと見えるんだが、中にはアイドルとしての仕事があるから成人式に出席出来なかったというコもいたようだった(最近改名したあのユニットとか)。なんとなく、ゆう◯りんが辞めちゃった一因もこういうところにあるような気もした。今日1日、街で輝きを放つ着物の女の子たちを見るとどうしても、その人生に一回きりの経験をせずに大人になってしまうのは可哀想な気もした。。。う~ん…。

20150117(セカイを変えるロック少女)

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この表情である。
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お姉ちゃんの黒宮あやちゃん
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お姉ちゃん当たりチェキ
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DIANNA☆SWEET
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11:30~女子公演vol.2

 渋谷のRUIDO K2にて開催されたガールズバンドのライブにお邪魔した。ガールズバンドメインの世界は初体験なのでいろいろ新鮮だった。僕は音楽的な知識がゼロに近いんだけど、全体的に楽器の音が心地よく感じて、もうヲタ芸とかコールするものでないなって気がした。音のシャワーを全身で浴びるので忙しかったから。ユニットが変わる合間には「たぬきごはん」なるお笑いコンビがトークで場を繋いでいた。

 僕は黒宮れいちゃん目当てでBratsのステージを観るため来ていたけど、彼女はすさまじいコだった。学校生活やおいも屋本舗では発散仕切れなかった、有り余るエネルギーをBratsのボーカルとして、存分に発散してるような印象を受けた。歌も、声を良く出せており、お客さんに対する煽りも凄かった。「拳を上げろっつってんだろおおおお!!!!!!」みたいな。フライデーで紹介されていたキャッチコピー「セカイを変えるロック少女」は言い得て妙だった。ロックとかどういうことなのか全く知らないからこういうことを言うと怒られるかもしれないけど、れいちゃんこそロックかもしれなかった。このBratsという枠は、彼女にとって最大限に輝ける場所なのかもしれないな。初見なのにあんまり適当なこというなと思われそうなのでここまでにしとこう…。ただ超楽しかったことだけは言える。これは本当に。

 ちなみに、黒宮れいちゃんとは終演後にツーショットチェキを撮らせていただいた。チェキは、チェキクジを買って当たりが出ると撮れる仕組みだった。チェキクジ自体はたぬきごはんがトークしてる最中に買っておいた。2枚買って、1枚当たりが出たのだ。僕は自分の名前がワーであることと、ライブがとても楽しかった旨を伝え握手したのち足早に会場を後にした。2015年は、Bratsを一所懸命に応援することに決めた。


15:00~タワレコ新宿店

 行くアイドルリストに入れていたが中々行けなかった、DIANNA☆SWEETのインストアイベントに参加した。新曲DEEP SNOWは和テイストかつカッコイイ系な曲で、センスを用いた振り付けには趣があり良かった。衣装は雪国と姫といったイメージで丁度、フェイトのイリヤスフィール・フォン・アインツベルンを彷彿とさせた。ステージはトークが長めだったが、全体を通して満足できる内容だったかな。今年は東京来た時だけということではなくて、自らホームに足を運びたいね。DIANNA☆SWEETの曲は結構好きなんだよね。DIANNA☆SWEET、nanoCUNE、peach suger snowあたりは機会を増やしたいねえ。。

20150212(意識無いときのが本領発揮してる気するんだよなはっきり言って)

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忍姫

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 自己鍛錬を完了させたのち、外神田3丁目のビルヂング7Fに到着したのは19時過ぎだった。店内にお客さんは1人もおらず、60分もの間姫を暇にさせてしまうことを深く反省しつつその顔を眺めると髪が前回より赤みがかっていた。また、ポニーテールにデカリボンを装着していたため可愛さは宇宙一だった。デカリボンは、新衣装としてあらかじめ備え付けられていたリボンらしかった。靴は、アキバサンダルだった。前回はわざとらしくピヨピヨと音を鳴らしながら歩いていたが、もう飽きてしまったのか今回は一度も音を鳴らさなかった。

 当日の姫は一味違った。つまり、キャスト考案オリジナルカクテル、通称「オリカク」がフルーティーでちゃんと美味しかったのである。味見をしてから提供したのが、味の向上した理由らしかった。20歳を目前に控え姫の進歩は留まるところを知らなかった。

 この日、僕は日曜日にしたのと同じ失敗をしてしまった。それはつまり、21時を過ぎた辺りから猛烈に眠くなってしまい寝てしまったのである。最近は早寝早起きを心掛けていることもあってか直ぐに寝てしまうのである。意識を失っている最中、姫から「話聞いてよ!!!!!!」という叫び声を浴びせられたり、頭を何かプラスチック製の文房具でコツンと叩かれるなどした。

 22時過ぎに目を覚まし始めると、リーダーりんと一瞬にDANCEでバコーンを踊ったり、 セルカ棒で自撮りに興じる姫を眺めていた。セルカ棒はBluetoothで接続するタイプであり、僕のiPhone6も使われる権利を与えられたがペアリングが上手く出来ず結局そのままタイムアウトになった。

  何れにせよ、お店の雰囲気は終始和やかで、今日も良いお店だった、と言える一日だった。

(続く

無限の姫推し(Unlimited HIME Works)

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体は姫で出来ている。


顔は丸くて、アゴは鋭角。

幾たびの釣りを乗り越えて一途。

ただの一度も推し変はなく。

ただの一度も繋がらない。

彼の者は常に独り、テーブル席でiPhoneを充電している。

故に、生涯に意味はなく。

その体は、きっと姫で出来ていた。


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20150321-2(準備編)

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 生誕イベントとしてお店がオープンするのは、3月21日の18時。その約18時間前、ボクはお店の深夜営業タイムに入店した。店内には、常連2人が折り紙をハサミで切って輪っかにしたのを繋げたやつを製造していた。キャストはリーダりんと、ニコ動系のボーカリストをやってるらしいK子さんだった。ボクが来たあたりで、製造物を沢山手伝ってくれたらしいリーダりん推しの常連は退出し、店内のお客さんはボクとM氏2名のみとなった。では、これから準備に取り掛かりますか、というところだった。

リーダりん「風船は?」

ボクら「あ・・・」

リーダりん「・・・はぁ???ふざけてんの!?準備悪すぎ」

 生誕では毎度おなじみとなった、壁に貼り付けるようの風船準備を忘れていたため、リーダりんがブチ切れてしまった。おまけに、M氏もボクも未だにメッセージカードを記入していなかったため、更に機嫌が悪くなっていた。もっと入念に準備をしておけばよかったが中々時間が取れず、直前になってグダグダしてしまうのは仕事でも同じだった。だんだんと無能すぎて生きているのが申し訳なくなってきた。と、同時にいろんなアイドルの現場で生誕祭実行委員をしてきたヲタの方々が凄く見えてきた。TOが仕切るとかそういうノリが大嫌いなので極力やらないようにしてきたが、キャストにその役割を求められているのであれば、やるしかなかった。ガチぼっちでインターネットにしか友達がいないタイプの孤立無業者(SNEP)予備軍のためこういう役割をお願いされることは27年間生きてきて1度もなかったから、今まで一度も海を見たことない人が泳がなかければならないのと同じ状況だったが、とにかく進めて行くしかなかった。

 しかし今はそのことについて考えている場合では、ない。「今」、一番最初にやるべきことはまず、秋葉原のドンキホーテで風船を購入し、姫のメッセージカードを書き上げ、そして内装を施してくことなのだ。風船はM氏が購入してきてくれた。キスマイ宮田君カラーのパープルとホワイトにする予定だったが、ドンキホーテにパープルが売っておらずピンクとホワイトになった。その後、膨らます作業に入ろうとしたが、すかさずリーダりんから叱責が入った。

「メッセージカードが先でしょ!!!」

 その通りなので先にメッセージカードから始めた。ボクは先に書き上げたがもう一人のM氏はなかなか筆が進まない様子だった。彼は姫の情熱が一番強いと見え、たまに2人でサシオフをすると姫の好みの服のブランドとか、楽しそうに喋りまくっていた。「ワーさん、アイツはエブリンが好きなんすよ~」といった具合に笑顔で語っていた。ボクが知らないことについても沢山しっており、まさにTOだと思った。いろいろと思いが強く、何を書けばいいのか分からなくなっていたかもしれない。メッセージカードを書こうとしては筆が止まり、一旦風船の作業に入るとすかさずリーダりんから「早くメッセージカード書いて!」と注意され振り出しに戻るループを3回ぐらい繰り返していたが、ようやく書けたようで無事提出となった。

 風船の作業は、A山店長やK子さんと共同作業だった。どうやらボクが下手くそすぎたせいで足を引っ張ってしまった。膨らますのまでは出来るのだが、その後空気が抜けないように結ぶのがどうにもできなった。かつて小学校時代、家庭科の裁縫の授業で、針に糸を通すのがどうしてもできず、それだけで1時間を浪費してしまったことがあるほど不器用な発達障害の疑いがあるこの男は、当時のトラウマがだんだんとよみがえってきてしまった。しかし、何とか1個ずつ作っていった。指が痛くなってしまったがその痛みは姫への愛情なのである。作った風船は壁に貼り付けていった。そして、折り紙をハサミで切り取って作った輪っかを繋がっていったのを天井につるしていった。ボクはセロテープを用意して、Mが取り付けていった。また、メッセージカードをアルバムに貼り付けたりデコレーションする作業はリーダりんがやってくれた。というか、自分がやろうと言い出すタイミングを逃してしまった。。

 深夜3時頃だった。

「ワーさんなに寝てるの!!!???」

 2013年アキバ萌えクイーンコンテストで優勝し、でんぱジャックなどにも出演経験のあるそのリーダーからまたしても怒鳴られてしまった。そう、ちょっとソファに腰かけたら、ボクは寝てしまったのだ。これははっきり言ってよくなかった。再度、折り紙リングを貼り付ける作業をしていき、そんなこんなで気付いたら時計は朝5時を回った。グダグダな状態でお店をでて、M氏と別れ自宅に戻った。なんかお店のことだけじゃなくて人生全般に関してリーダりんにサポートを受けたい気分になってきたような気もするが、とにかく帰宅したら即寝た。というか自分はだらしなさすぎて1人だと生きていけないタイプなので早めに同伴者あるいは支援者をみつけないとダメだよなあ。。。

 3月21日の起床時間は12時を回っていたと記憶している。14時40分頃に渋谷につき、野暮用を終えてしばらく待機していた。17時に表参道のケーキ屋でバースデーケーキの引き取りがあるのである。その時間頃にM氏と再会した。彼は花屋であり、自分で作った花と、プレゼントの靴を用意してた。ケーキ屋でケーキを引き取り、千代田線で新御茶ノ水まで向かった。M氏がケーキを持ち、自分はそれ以外のM氏の手荷物を持って移動した。A山店長から、系列店を含めお店にケーキを保管するスペースがないとのことで、コインロッカーに隠す予定だったため、お店近くのコインロッカーに向かったが、ここでハプニングが発生した。ケーキが大きすぎてロッカーにはいらなかったのである。。。その後JK通りにあるALLOVERのコインロッカーも試してみたがやっぱりダメで、パチンコ屋の前でしばらく立ち尽くしてしまった。JK通りは通常運行で、沢山のメイド衣装やJK衣装をした若い女性たちがビラを配り上目使いで客引きを行っていたが、本日に限っては品定めしてる場合でも無く、完全に関係なかった。結局、出入り自由のネットカフェに保管しておくことにして事なきを得たが、準備不足感が否めなかった。まだ始まってすらいないのに、ずいぶんと体力を消耗した気がする。こうしてようやくボクらは、秋葉原パークビルディング7階のお店に向かえる状態になった訳なのである。

20150321-2(姫生誕)

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 M氏と共に入店したのは19時半頃だった。最初のキャストは、姫と、美容系の学校に通うMさんだった。姫は黒いドレスを身にまとっており大人を意識した格好だった。かわいい系は卒業したいみたいだった。もう1人のMさんは、姫Tだった。

 まず、お店に入り、狭い通路を抜けるといつもとは違う明らかな雰囲気を察した。そのいつもとは違う雰囲気とは、深夜帯に有志が準備した内装のことを言っているのでは無い。お客さんの男女比が違ったのである。つまりカウンターの向かいにある4人掛けのテーブル席には3人の若い女性が座り、クラップクラップもビックリなハイテンションぷりで盛り上がっていたのである。すぐさま、姫の紹介により、彼女らは姫のリア友であることが判明した(リア友が来ていることをブログに書くことについて、姫了承済みである)。そういえばどこかで見たことのある顔ではあった。姫がM氏のことを「この人が花屋だよ!」と紹介していた。30分~1時間ぐらいの時間だろうか、ここでヲタヲタしさをアピールして場を盛り上げればよかったかもしれないのに、ひっそりと静かに座っているだけに終始してしまい、自らの弱ヲタぶりをさらけ出してしまったことを後悔している。。次回また同じようなことが起これば、その時はもうちょっと姫に対するキモヲタの情熱を発揮して面白がらせようと思う。いや、また静かに黙っているだけになる可能性が高いね。。。そうこうしている間に他の常連さんやリーダりんも出現し、徐々に場が暖まっていきそうに見えた、、、(なのにこのあと悲惨な状況に陥ってしまう)。帰り際に姫と友達3人でチェキ撮影を行っていたのであるが、このタイミングで友達がサプライズのプレゼントとして、写真を切り取って貼ったアルバムを渡していた。すると、、、

「お前らいいやつだな~~~!!!」
「昨日はクレアおばさんのクッキーしかくれなかったのに~~~!!!」」

 姫はそう叫び、本当に涙を流して泣いていた。こんな光景は初めてだった。姫の友達がどうやら悪い人たちではなさそうだったので安心し女の友情に感動したのか、それとも自分はこんなサプライズプレゼントをもらったことが人生で一度もないことを思い出してなんでこんなになっちゃったのか絶望感に苛まれたのか、どちらが原因か定かではないがボクも貰い泣きしそうになった。良いものを見れたな。ちなみに姫友のうち一人はキャバクラをやっているらしく、まだおこなわれていない姫生誕の反省会はそのキャバクラでやろうという話が浮上中である。。。その後、タイミングを見計らって姫にはプレゼントを渡した。今回は北千住で購入した時計だった。

 
 ・・・そして感動的な雰囲気で場がすっかり良くなり、姫生誕は完全に成功ムードに包まれたと思いきや、この後雰囲気が一気に悪くなってしまった。。。詳細は書きにくいが、簡単にいうと大風呂敷を広げてしまったことが敗因だった。つまりこういうことである。ボクらは前々から、ドンペリを入れたり、姫がもう最後になる春休みの貴重な時間を使って用意してきたチェキくじ100枚を完売させられそうな雰囲気を醸し出していたが、結局それができなかったのである。姫の怒りの矛先は、M氏に向かってしまった。なんかすごい勢いでディスりはじめ、TO青年のライフポイントはゼロ状態だった。M氏はネットカフェに預けたケーキの様子を観に行くといって外出してしばらく戻ってこなかった。ドンペリは無理だが、最年長の姫推しY氏、帰る前に一回シャンパンを空けるとこをみたいとのことだったので、この都内で一人暮らしをしているサラリーマンぶった男であるボクがモエシャンドンなるものを注文することにした。しかしここでまた悲劇が起こった。モエシャンを持ってきてくれたリーダりんに、周りにいる他の常連さんの分のグラスを持ってきてもらうようお願いしようとすると、昨晩からの怒りがまだ尾を引いているらしく早とちりされ、「いま両手塞がってるのわかんないの???!!!」と怒鳴られてしまった。。なんかもうハチャメチャな生誕祭だった。。なんだこれは、なんなんだこれは。。。でも、姫と一緒にお酒飲んだときは妙に感動してまた泣きそうになった。そんなこんなしているとM氏が戻ってき、静かに席に座っていた。

 サプライズの時間が近づいてきた。この頃にはお客さんが増え始めた。ボクは限定メニューであるチャプチェ丼を注文したが、品物が出てきたときにはそろそろサプライズを始めなければいけない時間だった。とりあえず速攻でチャプチェ丼食べてからサプライズの準備をしようと思ったが、もう最年長のY氏が帰らなければければならない時間だったので、先にケーキとりにいって一通り終わってから食べることにした。このサプライズ始める前後でも一悶着あったが、そのあたりは省略する。サプライズは、クラッカーを鳴らしてケーキに刺さったロウソクの火を消し、今後の抱負を語ってもらうというシンプルなサプライズだった。始まる前は姫の着替えタイムで、透明人間であればのぞけるなどと変なことは考えてもいないが、黒いドレスから、姫は生誕Tに衣装チェンジした。ケーキには姫とキスマイ宮田君の画像がプリントされたチョコレートが載っていた(この画像はリーダりんが作ってくれた。感謝)。またこのときにもモエシャンを入れたが、注文は、M氏だった。姫は20歳の抱負としてこんなことを語っていた。

「秋葉原を卒業して大人の女性になりたいです!」

それに対しベテランのY氏がこう返した。

「秋葉原卒業できない男たちの前でそれいっちゃう!!」

・・・ここでお店中が笑いにつつまれ、みんなにケーキを配って1つの山が終わった。前半戦で美容系のMさんが退勤し、姫にプレゼントをわたしていた。後半戦からは、ニコ動系らしいK子さんが加わった。K子さんも姫Tだった。ボクはチャプチェ丼をようやく食した。

 さっきまで雰囲気は最悪だったが、0時を回り3月22日に突入すると姫はだんだん機嫌が直ってきたように見えた。お客さんと顔面ケーキをしたり、キスマイのコンサートで姫がキスマイ宮田君から頂戴したファンサごっこをするなどして無邪気に遊び始めたのである。ボクもファンサごっこに参加したが、宮田君役に回り姫に鉄砲バンをやるとツボに入ったらしく「今日一」だといって笑い転げてくれたのでヲタ明利につきた。しかし一点失敗をしてしまった。それは、何を血迷ったかボクも姫の衣装チェンジに合わせてセーラー服のコスプレをしたのだが、どう見ても変態にしか見えないようで、肝心の主役にドン引きされてしまったのである。もうこのセーラーコスプレは封印しよう。また、テーブルでビールを飲んでいるといつものごとく「まりなも飲みたい!」と営業をしかけてくるわけだが、一緒に飲むドリンクがジュースでなくお酒だったことに、なんだかまたしても感動してしまった。

 午前3時頃にまたモエシャンを頼んだ。今度はみんなにカンパを募ったらだしてくれたのでお店にいるみんなで飲んだ、このタイミングで秘密裏にまだ作成中だったアルバムを完成させて姫に渡した。そのちょっと後で姫は酔っぱらったのか、モエシャンの残ったのをボクの口に押し込み一気に飲ませようとした。「アゴが外れちゃうよ!」と、文句をつけるとすかさず、「外れないわ!」とビンタをしてきた。そのやりとりを2回ぐらいした。姫はとても楽しそうだった。。。

 姫の記念すべき20歳の生誕、場の空気が冷え切ったシーンもあったが最終的には楽しかったように思える。お会計を済ませ、帰り際に「ワーさんありがとう」とお礼をいってくれたがそれが本当に感謝してくれているようなお礼だったのが記憶に残っている。ただ反省点はいろいろあるので近日中に姫生誕の反省会をおこなう予定である。お店のA山店長、リーダりん、K子さん、Mさん、お客さん方が手伝ってくれて、無事に終わらせることが出来たように感じた今回の生誕だった。次回はもう姫の生誕を行うことが2度とないのかもしれないと思うとさびしいな。20歳のお誕生日おめでとう、姫。。。

 で、これでハッピーエンドかと思うと、そうは問屋が卸さなかった。姫生誕はたしかに終わったが、姫との関係は完結した訳でなくこれからも続く。。。イベント1週間後の3月21日、ボクは姫に干されていた。別のキャストにリプを送ったことに対して怒りが爆発してしまったらしく、オリカクかフードかドリンクを頼まなかったら一言も口を利かないと宣言された。これからまた姫の機嫌を取り戻す日々が始まるのである。やれやれ。。。好きだよ。



・・・続く

20150321-2(姫T作成編)

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「ワーさん私のTシャツつくってよ」
「ワーさん私のTシャツつくってよ」
「ワーさん私のTシャツつくってよ」

 2014年の11月末~12月初旬頃、姫からそう依頼を受け、このプロジェクトはスタートした。姫からTシャツをお願いされることは、とても光栄なことだった。しかし、金も人脈もスキルもないこの太った髭の濃い男は(ゴリラ脱毛で髭なくすことを真剣に考えている)、一体全体どう切り込んでいいのか、途方にくれてしまった。ようやく進み出したのは、スクールスタジオでの撮影会だった。自分は最後の枠だったが、この時間を使ってTシャツのデザインを一緒に考える約束を姫と交わしていた。

 撮影会当日、早く着きすぎてしまい、入り口前で待機していると、リーダりんから「邪魔なんだけど!」と罵られた。さすがに自分の時間はまだしばらく先だし、外にでて近場のラーメン屋でも試そうと思った。お店のチョイスには失敗してしまった。チョイスしたラーメン屋で食べたつけ麺は最悪でさすがに温厚な性格のボクでもブチ切れそうになった。つけ麺の命とも言われる麺、その麺にあったのは、コシや食べごたえと表現できるものでなく、ただ食べにくいだけの硬さだった。ただ硬いのと、食べごたえがあるのは違うのである。ちなみに、外神田3丁目にある福の神食堂の全粒粉が入ってそうなつけ麺は結構好きだな。口直しに連食をしようか迷ったがやめることにし、時間を見計らって撮影会に臨んだ。

 上のパラグラフははっきりいって余談なのでこれからはスムーズに文章を進めようと思う。撮影会本番では机を向かいあうように並べて座っていた。失われた青春を取り戻しつつ、姫から渡された、友達が描いてくれたというデザインを確認した。大きなケーキの上に姫が腰かけ、キスマイ宮田君の団扇を両手に持っていた。向かって左の団扇には「宮」、右には「田」と書かれていた。フロントのデザインははっきりいって決まったも同然だった。後ろは、元モーニング娘。の道重さゆみTシャツにあった、「徹底道重」、「今更道重」的な雰囲気がいいとのことだったが打ち合わせはここで終了した。その後はまじめに撮影会モードに入った。

 後日、A山店長も含めて姫とデザインの要望を確認した。フロントはこの前のがベースで確定だが、問題はバックだった。話の中で、みつおのノリで「ほんとうに まるかった まりな」みたいのがイケそうと決まったので、そのようにした。デザインはほぼほぼ決まったものの、問題は、誰がデザインするかだった。試しに自分でWEB上にてデザインできるサイトを活用し作ってみた。悲惨だった。このままTシャツを作ってしまったらはっきりいって大惨事だった。ヲタ人脈もないし困ったなあ。。。

 そんなタイミングで、年末だけあって高校時代の部活メンバー(剣道部)と飲む用事が入った。そしてそのメンバーの中に丁度、週末に個展を開いたり、WEBデザインやらをしている芸術家の友人がおり、彼にお願いするしかないと思った。自分が秋葉原のカフェ&バーに通っている話をするのは、もはや利害関係のない現在において恥ずかしいことでもなかった。そもそも高校時代からヲタとして認定されていたので今さらだった。姫のためにTシャツのデザインを作って頂くようお願いをすると、快くOKしてくれた。デザイン料は、ご飯を奢ることとさせていただいた。なんか前にガチぼっちとか自称してたけど、自分も真のガチぼっちではなかった。。。

 彼にこちらの要望を一通り伝えると、デザインをメールで送り、姫にも確認して頂きいろいろやり取りしていたら、1月下旬ぐらいに完成した。その後でお店にも協力していただきお客さんから注文を取り、ちょうど3月6日という、元Berryz工房、現カントリーガールズのプレイングマネージャーであるももちこと嗣永桃子氏の誕生日、A山店長から到着の連絡があった。その2~3日後にお店に確認しにいった。段ボールを開けようとすると姫から、「勝手に開けるなどろぼう!!!」と叫ばれたが、しばらくして確認するチャンスが巡ってきたので中身をチェックした。ちゃんとした生誕Tシャツに仕上がっていた。こうして何とか、地味かもしれないが生誕祭の構成要素であるTシャツの準備は整ったわけである。。。

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